【鳩対策】自分でやる?業者に頼む?ベランダの被害レベル別判断基準と費用相場を徹底解説!

鳩被害(悪臭・汚損・騒音)対策

「毎朝、ベランダからクルックーという鳴き声が聞こえてうるさい…」

「洗濯物を干そうとしたら、手すりや床にフンが落ちていて最悪…」

マンションや戸建てのベランダにやってくる鳩。最初は「ちょっと羽を休めているだけかな?」と放置してしまいがちですが、それは大きな間違いです。鳩は非常に執着心が強い生き物で、一度「ここは安全で快適な場所だ」と認識すると、何度でも戻ってきて最終的には巣を作ってしまいます。

いざ対策をしようと思っても、「ホームセンターのグッズで自分で退治できるの?」「それとも最初から専門業者に頼むべき?」と迷ってしまいますよね。

この記事では、ベランダの鳩対策について「自分でやるべきか、業者に頼むべきか」の判断基準をわかりやすく解説します。鳩の被害レベルに応じた適切な対処法から、自分でできる対策グッズの紹介、業者の費用相場まで徹底的に網羅しました。

鳩被害に悩まされている方は、手遅れになる前にぜひ最後まで読んで、最適な解決策を見つけてくださいね。


自分でやるか業者に頼むか?ズバリ判断基準は「被害レベル」

結論から言うと、自分で対策できるか業者に依頼すべきかの境界線は「現在の鳩の被害レベル(執着度)」によって決まります。

鳩は突然ベランダに巣を作るわけではありません。徐々にその場所に慣れ、段階を踏んで被害が深刻化していきます。まずは、ご自宅のベランダが現在どのレベルにあるのかをチェックしてみましょう。

【早見表】鳩の被害レベルと対策の判断基準

以下の表で、現在の状況とおすすめの対応方法を確認してください。

被害レベル 鳩の行動・ベランダの状況 鳩の執着心 自分で対策?業者に依頼?
レベル1(休憩) 明るい時間帯に時々やってくる。少し羽休めをしている程度。フンは少ない。 弱い

自分で対策可能

 

(手すりへの対策で撃退可能)

レベル2(待機) 洗濯物のハンガーや室外機の上などで仲間を待つ。フンが落ちている箇所が決まってきた。 やや強い

自分で対策可能

 

(早急なフン掃除と忌避剤・剣山が必要)

レベル3(ねぐら) 夕方から夜間にかけて滞在する。室外機の裏など死角に隠れる。大量のフンがある。 強い

業者への依頼を推奨

 

(自力では防鳥ネットの隙間を突破される可能性大)

レベル4(営巣) ベランダに巣を作られた。卵がある、またはヒナがいる。一日中いる。 非常に強い

絶対に業者へ依頼

 

(※法律により自力での撤去は違法になる恐れあり)

表の通り、自分で対策して効果が出やすいのは「レベル1」から「レベル2」の初期段階までです。

「レベル3(夜も居座る)」以降になると、鳩の帰巣本能(その場所に帰ろうとする強い執着心)が勝ってしまい、素人が市販のグッズで対策しても隙間を縫って戻ってきてしまいます。

また、後述しますが「レベル4(巣に卵やヒナがいる状態)」の自力での撤去は法律違反になるため、絶対に業者に依頼しなければなりません。


【レベル1〜2向け】自分でできる鳩対策グッズと効果的な使い方

被害がまだ初期段階(休憩・待機レベル)であれば、ホームセンターやネット通販で手に入る対策グッズで十分に鳩を追い払うことが可能です。

ここでは、代表的な鳩対策グッズとその効果的な使い方をご紹介します。

1. 忌避剤(スプレー・ジェル)

鳩が嫌がるニオイや成分が含まれた薬です。

  • スプレータイプ: 手軽に吹きかけられますが、効果の持続時間は短め(数時間〜数日)。鳩が来始めたばかりの初期の初期に有効です。

  • ジェルタイプ: 手すりや室外機の上など、鳩がよく止まる場所に塗布します。ニオイだけでなく、足にベタベタしたものが付くことを鳥は極端に嫌がるため効果的です。効果は数ヶ月持続します。

【ポイント】

ジェルタイプを使用する際は、ベランダが汚れないようにマスキングテープを貼った上から塗布すると、後片付けが楽になります。

2. 剣山(スパイク)

プラスチックや金属のトゲトゲが並んだグッズです。手すりや配管の上など、鳩が物理的に止まれないようにします。

【ポイント】

安価なプラスチック製は紫外線で劣化しやすいため、耐久性を求めるならステンレス製がおすすめです。また、隙間を空けて設置するとその間に止まってしまうため、隙間なくビッシリと敷き詰めるのが成功の秘訣です。

3. テグス(防鳥ワイヤー)

ベランダの手すりの少し上に、ピンと張った糸(テグス)やワイヤーを設置します。鳩は羽休めをする際、まず手すりに止まって安全を確認する習性があります。手すりに止まろうとした時に羽や胸にテグスが当たることで、「ここは止まりにくい危険な場所だ」と学習させます。

【ポイント】

人間からは見えにくいため、マンションの外観を損なわないのが大きなメリットです。ただし、たるんでいると効果がないため、専用の留め具を使ってしっかりと張る必要があります。

4. 防鳥ネット

ベランダ全体をすっぽりと覆ってしまう、最も物理的で確実な防御策です。レベル2の後半からレベル3にかけて検討したいアイテムです。

【ポイント】

素人が張る場合、最も失敗しやすいのが「隙間」です。鳩は握りこぶし大(約3〜4cm)の隙間があれば執念で侵入してきます。壁や天井との間に一切の隙間を作らず、ピンと張るにはかなりの労力と技術が必要です。


【重要】対策グッズを設置する前の必須作業「フン掃除」

実は、対策グッズを買ってくるよりも前に絶対にやらなければならない最も重要な作業があります。

それが**「徹底的なフン掃除」**です。

鳩は自分のフンのニオイがする場所を「自分の安全な縄張り」と認識し、強い安心感を覚えます。フンを残したまま上から忌避剤を撒いたり剣山を置いたりしても、「ここは自分の家だ!」という執着心が勝ってしまい、全く効果を発揮しません。

鳩のフン掃除の正しい手順と注意点

鳩のフンには「クリプトコッカス症」や「オウム病」など、人間に感染する恐ろしい病原菌やカビが大量に含まれています。乾燥したフンを吸い込むのは非常に危険です。

  1. 完全防備をする: 使い捨てのマスク(できれば防塵マスク)、ゴム手袋、ゴーグル、汚れてもいい服を着用します。

  2. フンを湿らせる: 乾いたフンは舞い散るため、ぬるま湯や水を含ませた新聞紙・キッチンペーパーを被せてふやかします。

  3. 拭き取る: ふやけたフンをペーパーごと拭き取り、すぐにゴミ袋に入れて密閉します。(※掃除機は絶対に排気で菌を撒き散らすためNGです!)

  4. 消毒する: フンを取り除いた後は、次亜塩素酸ナトリウム(キッチンハイターなどを薄めたもの)やアルコール除菌スプレーで念入りに消毒し、水洗いします。

この掃除を完璧に行って「自分のニオイを完全に消す」ことが、鳩対策の第一歩です。この作業を「気持ち悪くて無理」「高所で怖い」と感じる場合は、迷わず業者に頼むことをおすすめします。


自分で鳩対策をするメリット・デメリット

ここまでの内容を踏まえ、ご自身で対策を行う場合のメリットとデメリットを整理しましょう。

メリット

  • 費用が安く済む: 忌避剤や剣山などは、ホームセンターや100円ショップで数百円〜数千円程度で揃えることができます。

  • すぐに実行できる: 気になったその日にグッズを買ってきて、すぐに対策を始めることができます。

デメリット

  • 危険なフン掃除を自分でやる必要がある: 感染症のリスクがあるフン掃除を自力で行う心理的・肉体的なハードルがあります。

  • 高所作業の危険が伴う: ベランダの手すりから身を乗り出してネットを張ったりする作業は、転落の危険があります。

  • 効果が出ない・再発する可能性がある: 鳩の執着心を見誤ったり、設置方法に隙があったりすると、結局突破されて時間とお金の無駄になってしまうことが多々あります。


業者に鳩対策を依頼するメリット・デメリット

次に、プロの専門業者に依頼する場合のメリットとデメリットです。

メリット

  • 確実で完璧な施工: 鳩の生態を知り尽くしたプロが、隙間なくネットを張ったり、最適な忌避剤を施工したりするため、再発率が極めて低くなります。

  • 危険で不潔なフン掃除・消毒も全てお任せ: 感染症リスクのあるフンの除去から高圧洗浄、徹底した殺菌・消毒まで全てやってくれます。これだけでも依頼する価値があると感じる方は多いです。

  • 保証期間がある: 優良業者であれば「施工後〇年間の再発保証」がついており、万が一鳩が戻ってきても無料で再施工してくれます。

デメリット

  • 費用がかかる: 自分でやるよりも当然コストがかかります。状況や施工範囲によって数万円〜十数万円単位の出費になります。

  • 業者選びに手間がかかる: 悪徳業者に引っかからないよう、相見積もりを取るなどの見極めが必要です。


失敗しない!鳩対策業者の費用相場と選び方

「やっぱり確実に追い払いたいから業者に頼もう」と決断した場合、気になるのはお金のことですよね。

鳩対策の費用相場

業者に依頼した場合の費用は、被害レベルと施工内容によって大きく変動します。(※一般的なマンションのベランダ1箇所の場合の目安です)

  • レベル1〜2(フン清掃+忌避剤・剣山設置): 約20,000円 〜 40,000円

  • レベル3(フン清掃+防鳥ネット設置): 約40,000円 〜 80,000円

  • レベル4(巣の撤去・ヒナの保護手続き+清掃+ネット設置): 約60,000円 〜 100,000円強

ネットの素材(難燃性など)や、高所作業車が必要な特殊な立地の場合は、さらに追加費用がかかることがあります。

悪徳業者に騙されない!優良業者の選び方3つのポイント

残念ながら、不安に漬け込んで高額請求をする悪徳業者も存在します。以下のポイントをしっかり押さえて選びましょう。

  1. 現地調査と見積もりが「無料」か?

    電話やメールだけで「〇万円です」と即答する業者は危険です。必ず現地(ベランダ)の被害状況や広さを確認した上で、詳細な見積もりを出してくれる業者を選びましょう。

  2. 見積もりの内訳が明確か?

    「鳩対策一式 〇〇円」というどんぶり勘定ではなく、清掃費、ネット代、施工費など、何にいくらかかるのか明記されているか確認してください。

  3. 「アフター保証(再発保証)」がついているか?

    鳩は非常にしつこいため、施工後に別の隙間から入ろうとすることがあります。最低でも「1年〜5年」の長期保証を設けている業者を選びましょう。保証がある=自分の施工技術に自信がある証拠です。


【要注意】知っておくべき法律の壁「鳥獣保護管理法」

最後に、鳩対策をする上で絶対に知っておかなければならない法律について触れておきます。

日本には**「鳥獣保護管理法(鳥獣の保護及び管理並びに狩猟の適正化に関する法律)」**という法律があります。

この法律により、許可なく野生の鳥獣を捕獲したり、殺傷したりすることは固く禁じられています。

  • 鳩に毒餌を与える

  • エアガンなどで傷つける

  • 巣の中にある卵を捨てる

  • ヒナがいる巣を撤去する

これらを一般の人が無許可で行うと、1年以下の懲役または100万円以下の罰金に処せられる可能性があります。

「ベランダに巣を作られて、卵を発見した!」という場合(レベル4)、絶対に自分で卵を捨ててはいけません。自治体への申請手続きを代行してくれる専門の駆除業者に速やかに相談してください。


まとめ:鳩被害は時間が命!被害が拡大する前に早めの対策を

いかがでしたでしょうか。ベランダの鳩対策について、自分でやるべきか業者に頼むべきかの判断基準を解説しました。

最後にもう一度、重要なポイントをまとめます。

  • レベル1〜2(休憩・待機でフンが少ない):

    自力で対策可能。まずは完全防備でフンを徹底掃除&消毒し、忌避剤や剣山を設置する。

  • レベル3(夜も居座り、フンが大量):

    自力での対策は限界。確実な防鳥ネット施工と徹底した清掃を業者に依頼する。

  • レベル4(巣・卵・ヒナがある):

    鳥獣保護管理法に触れるため、絶対に自力で触らず、即座に専門業者へ連絡する。

鳩の被害は「放っておけばそのうちいなくなるだろう」という淡い期待は絶対に裏切られます。時間が経てば経つほど鳩の執着心は強くなり、フンによる健康被害や悪臭、そして最終的な駆除費用も跳ね上がってしまいます。

今のベランダの状況をしっかりと見極め、手に負えないと感じたら、まずは無料の現地調査・見積もりを行っている専門業者に相談してみることをおすすめします。

清潔で安心できるベランダを取り戻すために、今日からさっそく行動を起こしましょう!

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